総合学習「田舎暮らし」では、新潟県の魚沼市(旧入広瀬村)というところで現地実習を行っています。春・夏・秋・冬と各季節、2~3日の訪問の中 で田植えや稲刈りなどをして田舎の暮らしを体験します。2/4,5の訪問では、雪かきのボランティアをしました。普段お世話になっている近所のおじいちゃ ん、おばあちゃんの家を訪れての雪かき体験です。この雪かきを通しての近所の方々と交流することができました。また、入広瀬という豪雪地帯を初めて経験し た生徒はその大変さに非常に驚いた様子でした。
〔生徒感想〕
「雪国の厳しさ」を身をもって感じてきました。雪かきは肉体的にも精神的にもきつい作業です。村の人々の苦労を知り、作業が出来ないお年寄りが多い村で の「助け合いと感謝の気持ち」に心打たれました。私たち高校生がボランティア団体に加わり、微力ですが人の役に立てたことは、本当に貴重な経験になったと 思います。
雪かきは体力のあるはずの若い私達にとっても大変な重労働でした。私達はたった1日参加しただけでへこたれてしまいましたが、この作業を冬を越す まで継続しなければならない方々の苦労は計り知れないと感じました。ただ大変だと思うのではなく、そのような中だからこそ感じた人の繋がりや思いやりを忘 れずに、今、私が出来ることを精一杯やっていきたいと思うようになりました。貴重な体験が出来て良かったです。